今回は、京都の秋の味覚の代名詞「紫ずきん」をご紹介します。
★特徴
紫ずきんの特徴は、丹波黒大豆由来であるため、一つひとつの粒が大きく、コクと甘みがたっぷりということです。
それを十分味わって頂くため、食べ方はシンプルに塩ゆでしていただくのが一番美味しいです。その他にも、新米と合わせた豆ご飯やサラダ、かき揚げにしても美味しくいただけます。
★産地・旬
京都府南丹地域、中丹地域及び丹後地域で栽培されており、今年は9月5日から販売が開始されました。
10月下旬頃まで出荷されますので、京都を代表する秋の味覚を、ぜひご家庭でもお楽しみ下さい。
★いわれ
紫ずきんは、おせち料理の黒豆の煮豆で有名な丹波黒大豆から生まれた枝豆です。
豆の一部にほんのりと薄紫色がかかっており、ちょうど豆が紫色の頭巾をかぶっているように見えることから「紫ずきん」の名前が付きました。
丹波黒大豆は収穫期が遅いので、京都府農業総合研究所(現京都府農林水産技術センター)でもっと早く収穫できる品種を目指して品種改良に取り組み、早くから莢が太る系統の一つを枝豆用に完成させたのが、「紫ずきん」です。
京のブランド産品については、(公社)京のふるさと産品協会HPをご覧ください。
(公社)京のふるさと産品協会
http://kyoyasai.kyoto/