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【京都府】のごはん日記

【京の花果物語】夏みかん

2018/05/25 10:30 くらし

   京の花果物語おもてなしネットワークでは、京都の伝統・文化を支えている花や果物の情報を発信しています。

 今回は、舞鶴特産の夏みかんを紹介します。

 香りがよく、初夏の果物としておなじみの夏みかん。多くの方が食べたことがあると思いますが、現在流通している夏みかんのほとんどが「甘夏」という種類のものです。 

 現在、京都府内の夏みかんの産地は、ほとんどなくなってしまいましたが、京都府では今から130年前に北前船で運び込まれ生産が始まった夏みかんが今もなお、舞鶴市や宮津市で栽培されています。

★いわれ

 夏みかんの原樹は、江戸中期に山口県萩市隣の長門市仙崎大日比(青海島のオオヒビ)で発見されました。

   この樹は、南方産の柑橘果実(ブンタンの仲間)が黒潮にのり、この付近の海岸に漂着し、その果実を拾い種子をまいて生えたものではないかといわれています。

 明治時代に、小幡高政が萩に帰郷し、困窮した士族を救済するため、夏みかんで経済の立て直しを行い、全国的に人気になったことから、全国各地で栽培されることとなりました。 

 京都への伝来は、明治初期に神崎(舞鶴市)・由良(宮津市)の船頭が、萩から北前船で夏みかんを持ち帰り、江戸時代からみかんの栽培実績のあったこの地域において栽培がはじまりました。 

 和歌山県等の柑橘の産地では、甘い柑橘への転換が進められましたが、舞鶴市神崎地区では、家の庭等で植えられた樹が残ることとなりました。

 ★産地・旬 

 舞鶴市神崎地区では「舞鶴夏みかんの会」が夏みかんの保全に努めています。 

 夏みかんの旬は5月~7月で、青果ではもちろん、京都の老舗の和菓子屋さんには、夏みかんの果汁と寒天を合わせ、皮に注いで固めるお菓子もあります。

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