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【京都府】のごはん日記

【京の花果物語】京の仏花「六道詣りの仏花」

2018/08/01 10:30 くらし

 京の花果物語おもてなしネットワークでは、京都の伝統・文化を支えている花や果物の情報を発信しています。

 今回は、京都東山の六道珍皇寺にて使われる、京都伝統の仏花を紹介します。

   京都でのお盆の仏花は、高野槙、ハス、ミソハギ、シキミを使い、一般的にスーパーで売られている仏花とイメージが異なります。

 民間信仰によると、盂蘭盆では六道珍皇寺の迎え鐘の音を聞き、六道の辻から先亡の精霊が槙の葉に乗って帰ってくるといわれており、8月7日から10日までの4日間、六道珍皇寺周辺では、この仏花を扱う花屋が軒をつらねることとなります。

 六道詣りの時期は、東山五条周辺で清水焼の市もでており、とてもにぎやかになります。

★いわれ

 平安の時代、六道珍皇寺周辺は、死者の埋葬として鳥葬が行われており、この地域はいわば冥土の入り口であり、六道の辻と信じられていました。

 六道珍皇寺の「六道詣り」は小野篁(おのたかむら)が母の霊に会うために、六道の辻の井戸からあの世に渡ったという古事にならい、現代まで伝えられている行事です。

 参拝者は高野槙を買い求め、本堂で水塔婆に縁故者の戒名を書いてもらい、本堂で迎え鐘をつき、高野槙の枝でもって、精霊をお迎えします。

 京都では、この高野槙に、極楽浄土をイメージさせ先祖の精霊を宿すといわれるハスやミソハギ、シキミを合わせ、伝統的な仏花としています。

★産地・旬 

 ハスは府内でも重要な品目で、城陽市周辺で栽培されています。ミソハギやシキミについても府内各地で栽培されており、京都の伝統を守っています。

 なお、ハスの水揚げはとても難しく、残念ながら、ハスのつぼみは開きません。

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