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【京都府】のごはん日記

【京の花果物語】ぶどうの物語

2018/09/12 10:30 くらし

 京の花果物語おもてなしネットワークでは、京都の伝統・文化を支えている花や果物の情報を発信しています。

 今回は、ぶどう(葡萄)の物語性についてご紹介させていただきます。

 安土桃山時代~江戸時代に京都は有名なぶどうの産地であったと言われており、明治の初期には山梨県にならびぶどうの産地と紹介されていました。

 また、京都には「聚楽(じゅらく)」という名の固有品種がありましたが、残念ながらこの品種は絶滅してしまいました。

★いわれ

 安土桃山時代以前、ぶどうは薬用として用いられており、古事記において、イザナギが黄泉から逃げ帰るとき、ヨモツシコメから逃れるために投げたもののひとつに「蒲子(えびかずら)」があり、これが葡萄(山ぶどう)といわれています。

 また、ぶどうは豊産性であることから「富の象徴」として好まれており、さらにこれに多産性と考えられたリス(栗鼠)が合わさった、「葡萄と栗鼠」は富と繁栄を示す吉祥の意匠として、北野天満宮、石清水八幡宮等京都府内の神社で彫刻等を見ることができます。

 この「葡萄と栗鼠」と意匠は、「武道を律す」ということから、武家でも好まれ、京都に縁のある宮本武蔵も葡萄と栗鼠の絵を残しています。

★産地・旬 

 ぶどうは府内全域で栽培されています。 

 産地としては、京都市山科区、三和町、京丹後市、旧山城町が有名で、8月~9月下旬にかけてが、旬となります。

 ※ 現在、聚楽の子孫の可能性のある樹が京都市内で確認されており、京都府立大学が聚楽復活に向け調査中です。

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