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【京都府】のごはん日記

【海の京都】丹後とり貝

2019/04/25 10:30 昼ごはん 晩ごはん お酒・おつまみ お買い物 旅行・お出かけ


 今回は、京都が誇るブランド水産物「丹後とり貝」をご紹介します。


 トリガイはホタテやアサリと同じく二枚貝の一種です。食用にする足の部分が鳥のクチバシの様に見えることからトリガイという名前が付けられたと言われています。

 元々、京都は大型の天然トリガイが獲れる場所として知られていました。しかし、トリガイは環境の変化に弱いため、年によって獲れる量が大きく変動し、全く獲れない年もあることが大きな問題でした。

 そこで、安定的にトリガイを獲るために、約30年前からトリガイの養殖技術の研究に取組み、京都府が全国で初めて養殖を実現したのがこの「丹後とり貝」です。



 漁師さんの手によって約1年間丁寧に育てられたトリガイは、大きさが10cm、身の重さが40g程にまで成長します。通常のトリガイは大きさが約7cm、身の重さは4g程ですので、約10倍にまで大きくなります。

 その身は非常に大きく肉厚で、他では味わえない特有の甘みと食感が特徴です。


 「丹後とり貝」は、京都の農林水産物の中でも、安心・安全と環境に配慮した生産方法で生産され、特に優れた品質のものに与えられる「京のブランド産品」や、地元の漁師が自信をもって勧める魚を選定する「プライドフィッシュ」に選ばれているブランド水産物のひとつです。



 トリガイは、お刺身やお寿司で食べるのが一般的ですが、熱を加えると甘みが一層増すため、さっと湯引いたり炙ってから食べるとより丹後とり貝を堪能していただけます。


 今年は本日4月25日から出荷されています。

 6月末頃まで楽しんでいただけますので、「海の京都」の初夏の味覚を代表する「丹後とり貝」を是非一度味わってみてください。


◆トリガイを使ったレシピ


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