京都には、府内の酪農家が生産した生乳だけで作られている牛乳があるのをご存じですか？

　代表的なものには、JA京都の『京都農協牛乳』があります。消費者の「安心して飲める、おいしい牛乳が飲みたい。」という思いと生産者が共に育てた成分無調整の牛乳で、お近くのAコープやJAの直売所などでお求めいただけます。
　他にも、京丹後市にある平林乳業の『ジャージー牛乳』、南丹市美山町にある美山ふるさとの『美山牛乳』、木津川市にあるクローバー牧場の『特別牛乳』があり、それぞれクール便でお届けもできます。
　『ジャージー牛乳』は、「丹後ジャージー牧場」で育てているジャージー牛から搾った濃厚な牛乳です。
　『美山牛乳』は、南丹市美山町内の酪農家の生乳を新鮮なうちに低温殺菌された味わい深い牛乳です。
　「クローバー牧場」の『特別牛乳』は、衛生レベルの非常に高い施設で搾った生乳を１時間以内に63℃３０分間低温殺菌しており、牛乳本来の風味が味わえます。現在、国内で『特別牛乳』の製造許可を受けて製造しているのは、クローバー牧場含め4カ所しかありません。

　また、「丹後ジャージー牧場」と「クローバー牧場」は、京都府が認定している「京のこだわり畜産物生産農場」に登録されています。

　ぜひ、この機会に京都府産の牛乳を味わってみてください。

世界牛乳の日

・酪農の盛んな地域では、新しい草が伸びる頃から放牧を始め、冬を牛舎で過ごした牛たちは野に放たれ、思う存分青草を食みます。生命力あふれるこの時期、ミルク、これをもたらす命や自然、働く人々に感謝するお祭りやお祝いが世界各地で行われます。　
・このことから、平成13年に国連食糧農業機関（FAO）が、6月1日を「世界牛乳の日」とすることを提唱しました。日本では日本酪農乳業協会（現Jミルク）が平成19年に6月1日を「牛乳の日」、6月を「牛乳月間」と定めました。〔（一社）JミルクHPより〕