今回は、秋の味覚の王様、「丹波くり」について御紹介します。
★「丹波くり」とは9月に入りそろそろ秋めいてくるこの頃、数多くの京都の秋の味覚の中でも、特に「丹波くり」は欠くことのできない逸品です。 丹波くりの歴史は古く、平安時代にまでさかのぼることができます。大きくて美しいくりとして尊ばれ、宮中や将軍家への献上品として用いられていました。
★特徴
丹波くりは、その大きさと味・香りがたいへん良いことで知られています。おいしさの秘密はなんといっても京都の丹波地方の気候風土です。特に「由良川や桂川の夜霧の立つところは栗が美味しい」と言われています。丹波は山あいの土地が多く昼間は気温が上がり、夜は気温が下がって霧でさらに冷え込むため、この昼と夜の寒暖の大きさが、丹波くりのおいしさのもととなります。
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