日本海に突き出した近畿最北の地丹後半島は、古くからの和牛の産地で、かつては「宇川牛」や「筒川牛」といった、全国でも名の知られたブランド牛が飼われていました。その丹後半島の日本海を見渡す高原に碇高原牧場があります。この牧場は、京都府の運営する牧場で、京都産和牛振興の基地であり、また、広い草地を利用した乳牛育成の牧場としての役割を担っていますが、「府民に親しまれる牧場」としても、来場者に癒やしと安らぎの空間を提供できるよう努めています。
牧場で飼われている牛たちは、雪の季節は牛舎で過ごし、春の芽吹きを待って5月頃から広々とした牧草地に放牧されますので、11月頃まで放牧場で伸び伸びと気持ちよく過ごしている牛たちの姿を見かけることができます。
また、牧場内のふれあい広場では、ヤギやヒツジ、ウサギなどとふれあうことができ、隣接するステーキハウスでは、和牛肉のステーキやジャージー牛乳のアイスクリームを味わうことができるなど、家族連れのレジャーにもぴったりです。
広々とした牧草地と青い海と空が織りなす景色を眺めながら、しばし瞑想にふけるもよし、かわいい動物たちと走り回るもよし、高原の風を感じながらe-bikeで駆け巡るもよし、いろいろな楽しみ方があります。
京都縦貫自動車道が丹後まで開通してから、アクセスもよくなりました。近くには温泉施設や宿泊施設、オートキャンプ場もあります。
とびっきりの美しい自然と動物たちとのふれあいが楽しめる碇高原牧場に、ぜひお越しください!
京都府ホームページ
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