京都には、府内の酪農家が生産した生乳だけで作られている牛乳があるのをご存じですか?
代表的なものには、JA京都の『京都農協牛乳』があります。消費者の「安心して飲める、おいしい牛乳が飲みたい。」という要望に応えて、生産者が丹精込めて育てた成分無調整の牛乳で、お近くのAコープやJAの直売所などでお求めいただけます。
他にも、京丹後市にある平林乳業の『ジャージー牛乳』、南丹市美山町にある美山ふるさとの『美山牛乳』、木津川市にあるクローバー牧場の『京都の特別牛乳』があり、それぞれクール便でお届けもできます。
『ジャージー牛乳』は、名前のとおり「丹後ジャージー牧場」で育てているジャージー牛から搾った牛乳で、乳脂肪分が多く濃厚なのが特徴です。
『美山牛乳』は、南丹市美山町内の酪農家の生乳を新鮮なうちに低温殺菌した味わい深い牛乳です。
「クローバー牧場」の『京都の特別牛乳』は、牛乳本来の風味を損なわないために、衛生レベルの非常に高い施設で搾った生乳を1時間以内に63℃30分間低温殺菌しています。現在、『特別牛乳』の製造許可を受けて製造しているのは、クローバー牧場含め国内に4カ所しかありませんので、とても貴重な牛乳なのです。
また、「丹後ジャージー牧場」と「クローバー牧場」は、京都府が認定している「京のこだわり畜産物生産農場」にも登録されています。
冬は1年のうちでもっとも牛乳の消費が少ない時期ですが、乳牛が元気になり、生乳の生産量が増える季節でもあります。また、乳脂肪分やたんぱく質などの成分も高まり、免疫機能を支える効果も期待できるそうです。冬こそ京都府産の牛乳を飲んで、元気に過ごしましょう。