★いわれ
「しめじ」という名が付くきのことして「ぶなしめじ」は広く流通していますが、「本しめじ」は同じ「しめじ」という名が付いていても「ぶなしめじ」とは属の異なる全く別のきのこです。「香り松茸、味しめじ」というときの「しめじ」とは、この「本しめじ」を指すと言われており、人工栽培が難しいことから、幻のきのこと言われていることもありました。今は人工栽培技術が確立したおかげで、一年を通しておいしく食べられるようになりました。
★特徴
本しめじには、「味しめじ」と言われる所以である旨味成分がたっぷり含まれており、疲労回復に役立つ成分として注目されているオルニチンも多く含んでいます(含有量はシジミ(貝)の6倍と言われています)。1本あたりの大きさは「ぶなしめじ」より遙かに大きく、しゃきしゃきとした歯ごたえで、非常に食べ応えのあるきのこです。くせが少ないので、どんな料理にでも合わせることができ、煮てよし、焼いてよし、炒めてよし、揚げてよしと万能な食材です。
平成27年9月に「京のブランド産品」に認定されています。
京のブランド産品については(公社)京のふるさと産品協会HPへ