京都には、府内の酪農家が生産した生乳だけで作られている牛乳があるのをご存じですか?
代表的なものには、JA京都の『京都農協牛乳』があります。消費者の「安心して飲める、おいしい牛乳が飲みたい。」という要望に応えて、生産者が丹精込めて育てた成分無調整の牛乳で、お近くのAコープやJAの直売所などでお求めいただけます。
他にも、京丹後市にある平林乳業の『ジャージー牛乳』、南丹市美山町にある美山ふるさとの『美山牛乳』があり、それぞれクール便でお届けもできます。
『ジャージー牛乳』は、名前のとおり「丹後ジャージー牧場」で育てているジャージー牛から搾った牛乳で、乳脂肪分が多く濃厚なのが特徴です。
また、「丹後ジャージー牧場」は、京都府が認定している「京のこだわり畜産物生産農場」にも登録されています。
『美山牛乳』は、南丹市美山町内の酪農家の生乳だけで作っています。新鮮なうちに低温殺菌しているので、生乳そのものの風味と甘みがあるのが特徴です。
6月1日は「牛乳の日」、6月は「牛乳月間」です。国連食糧農業機関(FAO)は2001年、牛乳に対する関心を高めると同時に、酪農・乳業の仕事を多くの方に知ってもらうことを目的として、6月1日を「世界牛乳の日(World Milk Day)」とすることを提唱しました。日本でも、日本酪農乳業協会(現・一般社団法人Jミルク)が2007年、これに合わせる形で「牛乳の日」と「牛乳月間」を定めました。
牛乳を飲むことで、乳牛や酪農家を支援することができます。この機会にぜひ、京都府産の牛乳をはじめ、さまざまな牛乳や乳製品を味わってみてください。
*「京都産畜産物データブック」 美味しいものたくさんあります(^_^)
http://www.pref.kyoto.jp/chikusan/databookmemu.html*京のこだわり畜産物生産農場
http://www.pref.kyoto.jp/chikusan/touroku.html